はじめて友人の声が聞けました。
小学校時代の友人に会ってきました。連絡先分からなかったんですけど偶然が重なって連絡がつくようになったんです。何があるか分からないよね。
以前、僕は吃音症なんだよねー。という記事を書きましたが、
その時に通っていた特別学級?のような”ことばの教室”と呼ばれるところで知り合った友人です。
僕は”どもり”があって、うまく発音できない事があったんですよね。
そして、その友人は言葉そのものがほとんど出すことができませんでした。
僕は「あー」「んー」くらいしか聞いたことがなくて、友人達と声を出す練習をしよう!と子どもなりに考えてやってみてはいましたけど無理だったんですよね。
子どもの頃って言葉が喋れなくても普通に遊んでいたし、そういう子なんだーという感じで過ごしていました。
でもですね、、中学校にあがるとちょっと状況は変わるんですよ。部活とかに時間をとられたりして今までのように遊んだりできなくなりました。”ことばの教室”もおわってクラスも変わり、グループも変わってしまいました。次第に疎遠になっちゃったんですね。家に遊びに行く事もなくなりました。
今みたいに携帯電話をみんなが持っているわけでもなかったので、そのまま卒業して会う事はなくなりました。
あれから15年。ちょっとしたきっかけで友人の電話番号を手に入れる事ができました。島根県内の施設で生活しているそうです。
驚きました。
僕の中では声が出ないだけで身体は丈夫だし勉強もできていたと思うし。いきなり”施設で生活”とか言われると、なんだか切ないですよね。
それと電話番号です。はじめ挨拶をショートメールで送ったんですけど、その後着信がありました。僕は怖くなって出れませんでした。
だって電話ですよ!今まで「あー」とかしか声を聞いた事なかったのに電話って・・・リアクションに困るわっ!って気持ちになってその時は電話に出ませんでした。
施設での生活との事もあって規制が厳しくて会うまで数ヶ月かかってしまいましたが、先日一緒に食事に行く事ができたんですよ。
何が目的か?って聞かれると良くわかりませんが、数年前過去を忘れて闇堕ちしていた僕を救ってくれたのは旧友の何気ない電話だったりしたので、地元にいるのであれば昔の友人達には会う事にしているのです。
そして、
聞いちゃいましたよ!彼の声!!
まじびびったわーーー。予想よりちょっと高い声だったわー。
子どもの頃から喉仏が大きいなぁーとは思っていたんだけど、ちょっと高めのイケメンボイスだったよ。もうなんだか不思議な気分ww
喋りましたよ。はじめて。こんな事ってあるのね。
小学校、中学校の思い出。その後のこと・・・いろいろとね。
でも見ちゃったんですよ。彼の障害者手帳。知的障害もあってギリギリアウトって感じみたい。
声が出なかったも精神的なものが原因で、薬などの治療で声が出るようになったようです。3年くらいかかったみたいですね。
なんかいろいろ書こうと思いましたけど、まぁどうでも良かった事なので書くのをやめます。
声が出なくても、薬でなんとかなるんだなぁ・・・。
あと会話に困ったら相手の言葉を繰り返すっていうのも良い手段だと聞きましたよ。使えそうだ。
僕の吃音も薬で治らないかなぁ・・・・。